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昔昔のデュオ
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分かっていた事だけれども、目を離したい事なんてこの世の中にはいっぱいある。
本当に。
『数えきれるのであるが、あえて数えない。
数えられるのであるが、
それは、複雑に絡みあった嘘。
虚言。
と言い訳をして数えられないものにする。
それが、人間の愛の形にもなるのである。』
智一の頭の中は、あるエゴイストの言葉でいっぱいになっていた。
智一は、ただただ、弟の事で、
いっぱいだった。
いっぱいだった。
智一には弟がいた。
弟はただ智一の前で笑い、
幼馴染の悠一とのどこか虚構な
『カゴ』
の世界にあった自分たちに
甘さを感じさせられた。
「好きなんだ。」
ただただこじれていくのか。
悠一は智一の姿を見つめ、
ただただ
感傷に浸り
その中にある
温もりを
感じていた。
それが2人の小さいかった頃。
そして真っ直ぐな目にウツルモノ。
しかし、どこかズレている
2人の淡い目の色。
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こんにちは。
これからは、少しずつ2人の話に入ってから
ちょちょっと話を入れて
クライマックスですかね?wwwww
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