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トラウマ
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「………なんだよ」
御影のやつ、なんなんだよ…
散々人のこと振り回して意味のわからないことばかり言ってこっちの言うことは全然聞かねーし
「なんで、あんなこと…」
お前が嫌だったわけじゃない
俺は多分誰にされてもそういった行為は無理なんだ
――この時翔真の記憶の一部が頭をよぎる――
『俺は君を愛してる』
『いい加減にしてください…』
『ふふ、その顔をもっと見ていたいよ』
―――――――――――――――――――――――
「ッッいや、くそっ……」
思い出すなよ……ッッ
――1つを思い出せば歯止めがきかない――
『いやッッこんなところにまで着いてくるなんてッッ』
『君が勝手に外出したから心配したんだよ?』
だめだ…っやめろっやめろっ
『ねぇどうしてそんなに俺を避けるの?』
『もう俺に関わらないで下さいッ" "さん!!!!!!』
――――――――――――――――――――――
「っやめろぉぉ!!」
ガンッッ
翔真は自分の頭を壁に打ち付けた
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………っ」
ちょっとは落ち着いた……かな……
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