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少年の名前
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日向「でも・・・お、おれ・・・・・どれい・・・だから・・・」
それを聞いてこんな小さな体や心に
どれだけ残酷なことが刻まれてしまっているのか
と思うと怒りがわいてきた。
・・・だが今はぐっと抑え、日向の手を握った
手を握られて「ビクッ」っと
また少し震えていたので
落ち着いて話した。
菅原「日向はもう奴隷なんかじゃない。日向は自由になったんだよ。」
日向「・・・・・・じ、ゆう・・・?」
菅原「そう。誰かの元で縛られて生きなくてもいいんだ。だからご主人様じゃなくて・・・んーそうだなー・・・周りから菅原さんって呼ばれる事が多いから。『 菅原さん』って呼んでみて日向?」
目をまたパチパチさせて驚いてる日向が
ゆっくり・・・でもちょっと緊張した声で呼んでくれた。
日向「・・・・・・っ・・・す・・・、すが・・・わらさん・・・」
菅原「っ~そうそう!いい感じだぞ日向!じゃあ次はこの隣の人のことは・・・」
影山「『 影山』でいい・・・。さんはいらねぇから。」
日向「・・・っ、か、・・・かげ・・・やま・・・」
影山「・・・ぉ/、おう・・・。」
菅原「なぁ~に照れてるんだよ影山。」
影山「べ、べべ、別に照れてなんか!・・・ただどう返したらよかったか分からなかっただけで・・・」
日向「・・・ぁ・・・ご、ごめん・・・な、さい・・・」
影山「あ、いやっ!ちがっ・・・!?」
菅原「ごめんなぁ~日向。影山も日向みたいに素直だったら良かったんだけど、ちょっと曲がってる所あるから気にしないでね?」
影山「ちょ!?だから菅原さ・・・」
菅原「影山も呼んでくれて嬉しかったんだよな?」
影山「う゛・・・。」
そんな2人の掛け合いをみて・・・
日向「・・・・・・ふわふわ・・・だった・・・ですか?・・・・」
影山・菅原「っ!?!?」
初めて日向から喋ってくれたことに2人は驚いた。
そしてすぐに菅原は切り替え影山に振った。
菅原「ほ、ほら影山!返事は!」
影山「・・・・あ!えっと・・・ふわふわだったです。」
咄嗟に返事を促された影山は
そのままオウム返ししてしまった。
影山「あ・・・」
菅原「ちょ・・・っくく・・、影山が『 ふわふわ』って・・・っく、あははは!」
影山「い//、いい今のは菅原さんがわるいっすからね!!ずるいですよ!!」
菅原「っ~ははは!!あー笑った。ごめんごめん(笑)でもまぁ影山も日向の前じゃたじたじってわけだな(笑)」
ムッとした顔で影山は
「それは菅原さんもじゃないっすか・・・」
と呟くと「まぁ~だな(笑)」と答えた。
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