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番外編 ラスト
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「お邪魔します。俺、光君と同級生の黒山圭です。クラスは違うんですけど…仲良くして頂いてます。あ、あとこれ、良かったら食べてください」
俺の親に挨拶してさっき買っていたケーキの箱を渡した。
なかなか礼儀正しいな…
俺の親も黒山の事気に入ったらしくて
「あらぁ!あなたが圭君ね!よろしくね~どうぞ上がって!ゆっくりしていってね!」
と、上機嫌でリビングの方に消えていった。
「じ、じゃあ行こうぜ~。部屋、散らかってるけど気にしないで」
「あぁ、わかった。俺も部屋かなり散らかってるから大丈夫だよ」
「そうなのか?すげぇ綺麗にしてそうだけどな」
制服なんて抜きっぱなしだよ、と笑顔で言っていた。
ちっ、イケメンはいいな。
ガチャっ
「どーぞー。あ、ベッドの上にでも座って。座布団とか無いからさ」
「わかった」
ベッドの上に腰をおろす黒山。
しばらくは学校での話や、クラスの話。のちのちある修学旅行の話をしたりと楽しく過ごした。
「そう言えば塚本って…俺の事家で話してんだな」
「んー?まぁな」
「しかも圭って?黒山じゃないの?」
「!!い、いや…別に…いや、……はい…圭って呼んでます…」
「ふーん…じゃあ呼んでよ。今」
「はぃ!?」
確かに家で呼んでるけど!圭って呼んでるけども!本人に向かって!?むりだよ!!
「むりむりむりむり!なんで!?今!?ただ単に!?呼べと!?恥ずかしぃ」
「なんで?いいじゃん。…光」
「ふぉ!?」
黒山くぅぅん!?
そんなイケボで!俺の名前を!呼び捨てで!
つか…そんなことされちゃったら…俺も呼ばないわけにはいかないよな…
「く…圭、なんかしよ」
「っ…!!」
まさか呼ばれるとは思ってなかったのか顔を真っ赤にした。
な、なんだ…可愛い反応だな…
「お、まえ…いきなり…っ」
呂律が回ってない。どんだけ緊張してんの。
これはもう…理性が持たない…
「圭…」
「ひか…んっ!?」
胸元をぐいっと引っ張ってキスをする。
「んっ…ふ…ぁ…んんっ」
ちゅっ、とリップ音と圭の喘ぎ声が部屋に響きわたる。
「んっ…んぁ…ひ、かるっ…!も、やめ…ふぁ」
コンコン。ガチャっ
「ケーキ持ってきたから……あら♡お取り込み中だったのね♡ごめんなさいね、ケーキ、置いておくから終わったら食べなさいね♡」
や…やってしまった!母さんに見られた!絶対誤解してる!いや!誤解じゃないな!実際付き合ってるわけだし!!でも!本気じゃないというか!!遊んでるわけではないけどさ!?
やっべー…
「っ…ど…しよ…見られた…」
赤い顔して涙目になってそんなこと言われたら理性なんて再びなくなるもんで。
その後はまぁ…楽しい事して遊んでました。
まぁ、まさか圭が下になるとは思ってなかったけどな。俺が嫌だってっても上側だと思ってたんだけど。
でも可愛かったからいっか。
素敵なプレゼントありがとうございました。
メリークリスマス!!
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