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親睦会
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夕side
?…うーん、ん〜〜〜???
なんだか実琴君、先生方との話の後から元気が無くなったみたい…
どうしたのかな、
「実琴君っ、どうしたの?
歩き疲れちゃったの?
それともお腹いっぱいで苦しい?⊂((・x・))⊃」
「…いや、…何もないよ。
それより夕は他に何が食べたい?
俺、あそこにあるスープでも飲みたい気分なんだけど、夕の分も取ってこようか?」
僕が足を止めたら実琴君も止めてくれる。
僕が質問したら必ず答えてくれる。
いつもと同じ反応…
けど、
右手で耳に触れる実琴君の姿。
「何か悩んでるんでしょっ?実琴君っ、」
それは実琴君の昔からの癖。
何かを隠したり、優しい嘘をつくときの。
「僕には悩みを言ってくれるって約束したよね
ぼ、僕じゃ頼りないの?( ; ; )グスン」
「……、夕…」
あの時だって、実琴君は僕に嘘をついたんだ。
『夕、ごめん、俺のせいだよ』
『実琴くん、の、せい?』
ぼ、僕はちゃんと覚えてるんだからっ!
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