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第一学生発見☆
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「……い、……せい…、先生。」
んむ?にゃに?
「里見先生、起きてください。」
「‼︎はっ‼︎∑(゚Д゚)」
目を覚ますと、そこには困ったように笑う学生さんがいました。
「ね、寝ちゃってた……。」
「クスクス…、寝癖ついてますよ?」
はうっ⁉︎は、恥ずかしいっ
たじたじしつつ、髪を直します。
「先生、ここです。ふふっ。」
学生さんは僕の髪をさらさらと直してくれます。
ちょっと、恥ずかしいですね……っ。
でも、優しい子でよかったなあ……。
こんな新米教師にも優しくしてくれるなんて…
って、え‼︎⁉︎
「あ、あの!
なんで僕が教師だってわかったんですか?
それに、名前……。」
「あ、申し遅れました。
俺は、生徒会長をしてるんです。三箇 千尋です。
それで、迷うだろうから、と理事長からお使いを頼まれて、先生を探しに来たんです。
校門を過ぎたと情報が入ったのですが、
お姿がお見えになれなかったので、勝手に探させていただきました。」
「あ、いえ!僕の方こそ、すみません!
モンシロチョウを……じゃなくて、迷い込んでしまって……三箇【さんが】君に迷惑をかけてしまいました‼︎すみません!助かりました‼︎」
「いいんですよ?クスっ、
理事長も、予定より1時間遅くなると見越して呼んでいますから。ふふっ、毎回、新しく入った先生や、転入生は迷子になるんです。」
「僕も、未だに迷うことだってあるんですよ?」
笑顔の絶えない焦げ茶色の髪をした彼は、
それはそれは、背景の桜にマッチしてました!
そして、
理事長室まで送ってくれるそうです。
そして困ったことに
長い距離を歩くことに……なるそうです。
ひええええ……涙
「里見先生は、生物の先生でしたよね?
俺、生物好きなんですよ?ふふっ。」
「そ、そうなの?
なんか、そう言ってもらえると嬉しいなぁ。」
「きっと、里見先生の授業は、みんな楽しみにしていますよ。新しく入る先生の情報は、みんな回っているので、きっと仲良くなれます。」
だから、そこまで緊張しなくても、大丈夫ですよ。
耳元で囁かれちゃった‼︎
うっ!三箇君、キラキラしてる!
僕より大人っぽいし……
僕とあんまり身長差がないからなのかな?
↑o(`ω´ )o
(説明しよう!僕の身長は、169㎝‼︎
後ほど聞いたよ。三箇君は174㎝なんだって)
とっても喋りやすいなぁ。
三箇君、なんかいい匂いするし……
↑o(`ω´ )o
(説明しよう!
春のぽかぽかになったような感じなんだ!
お花の香りもほんのりするんだ……)
ガードマンの平野さんは、イケメンだったから、
こう、
普通に接せるような人がいて良かった……ほっ。
↑o(`ω´ )o
(説明しよう!
三箇君は、焦げ茶色の髪に、綺麗な茶色の瞳。
極め付けは、さらっさらの髪と、
程よく着崩した制服だよ!かっこいなあ!
男前な子だなぁ)
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