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緒十彦おじさん2
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「さて、夕。ご就職おめでとうございます。
ん?……………
フッ、可愛い顔をしないでおくれ?」
「え?なに?…んっ?…」
緒十彦おじさんが耳元でボソっと囁く。
……襲っちゃうから、ね?
「ひえええええええええっ///」
「クスクス、やっぱりおもしろいね、夕は。」
また、はっはっはと笑う。
「え、ちょ、本当に緒十彦おじさんが理事長なの⁉︎」
「ああ、無論、緒十彦おじさんこと、
比嘉 緒十彦がこの榮華学園の理事長だよ。」
「う、そ……知らなかった…」
「お茶を淹れてきましたよ。
夕君、ご就職おめでとうございます。ふふっ」
「あ、幸さん‼︎……幸さんも、ここで働いてるの?」
「いいえ、いつもは
ここにもちゃんとした秘書がいるのですけど、
今は、別のお使いを頼んでいるんです。」
「へえ……んむ?
あ、幸さんこのお茶美味しいです!」
「そうですか?…嬉しいなあ…。にこにこ」
ちなみに僕は緒十彦おじさんの膝の上に座ってお茶を飲んでます。
お行儀は悪いのわかってるんだけど…降ろしてくれないの……おじさんが。
「夕。間違えないで欲しいんだけどね、
君がここに就職したのは、コネじゃなくて、
夕に実力があったからなんだよ?」
「……よ、かったぁ……」
「ふふ、可愛いね。……ああ、もうそんな時間か」
「?」
「夕君、さっき言っていた秘書がお使いと頼まれ物を持ってきたみたい。」
「え、なにも聞こえないよ?」
バタンっ‼︎‼︎ドアがすごい勢いで開く。
「え、……」
「夕を連れに来ました。
ジジイ、とっとと出せ‼︎」
「おやおや、これは困ったな。はっはっはっは」
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