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生物準備室
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たくさんの先生方へ挨拶をして、
宮本先生に連れてきてもらったのは、僕たちの職員室に当たる、生物準備室。
「…ハハッ‼︎
そんなに珍しいか〜?そこ、お前の席な?
俺、コーヒー淹れてくる。お前も飲むだろ?」
「あ!はい‼︎ありがとうございます‼︎」
宮本先生が奥の部屋へ消えてから、
ずっとこの準備室を眺めた。
「うわぁあ……
壁一面、本棚だぁ〜〜‼︎‼︎すごーっい‼︎」
職員室の明るい窓から漏れる光と違って、
少し暗い感じの部屋。だけど、天井窓から降りてくる光がカーテンのように揺れて……
「「幻想的‼︎」だろ?」
「「あ」」
コーヒーカップを2つ手にした宮本先生が帰ってきた。同じことを考えていたらしい。
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