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ガシャガシャ?6
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side夕
「……で、もう一度言ってみて。」
実琴君……めっちゃ怒ってるぅ……⊂((・⊥・))⊃
「あのね、だから、その。お化けがいたの‼︎」
「夕、ちょっとおいで」
ガーン‼︎その顔は疑ってる時の顔だよ‼︎
トボトボ……………
絨毯の上を四つん這いになって行く。
そしたら実琴君の顔がどんどん近づいて
気づいたら、前髪を上げられたまま、かなり近い状態でおでこを見つめられています。
「夕、これ以上傷なんか残すな」
「ごめんなさい」
「っ…わかってないだろ‼︎」
ぐいっ!
「あっ」
実琴君の腕の中で、押し倒されました。
え?なんで?そんなに怒ってるの…⁉︎
「ごめんなさい‼︎」
「ばか……責任取らねぇといけないのは俺だ。
幸二郎からも、ジジイからも文句つけられるんだ。
だから、俺の見てないトコ行くな、何もするな。」
「あ、え??わ、かったよ‼︎僕、実琴君とずっと一緒にいるね‼︎ふへへ、」
「……」
実琴君は何も言わなかったし、
なんでか髪を撫でていた。
でも、その目が優しくて、あったかくて
僕は、嬉しいなあなんて、考えていた。
あれ?というか
あのお化けは、どこに行ったんだろう…………
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