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親睦会
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一度体育館に生徒が集まったのを確認し、初めより暗くなった照明に設定された体育館内は、次なる演出に期待を寄せさせる。
カチッという音と共にステージ端にライトが当たる。
そこには実況テーブルとパイプ椅子に座った2人のイケメンの姿がある。
「さあ!うきうきっ☆全学年合同親睦会、グループ決めを始めたいと思いま〜っす!!司会を務めますは、第3学年、放送部委員長、刀凛寺 真央とぉっ☆」
「第2学年、おてんば大好き☆
BL学園?ちょうどココじゃん!もっとヤれ!、
な放送部☆都々湖 蛍でぇっす!!!よろしくぅ☆」
「「では、天文部??カモォン!!!!!!」」
バシュッぅうう!!!!!!!!!!!!
意味のわからない司会を務める2人のテンションについていけない1年生。イケメンの挨拶に慣れて少しでもお近づきになりたい……そんな願望を忘れてしまうほどの異様さと、演出。
2、3年生はもうこれほどとは思えないくらいのノリで、雄叫びや歓喜の声が湧く湧く!
迫力満点のヒップホップ系の音楽と共に白い煙幕が上がる。するとそこに現れたのは大きなスクリーンと人。きっと言葉からするに天文部に所属している人物だ。
ぱっ、と本格的に暗くなった体育館。
するとそこのスクリーンには宇宙が!
「この無限大な銀河の中、長い時をかけ……私たちの星ができた……そこで私たちは出会った。奇跡に近い確率で俺たちは…この瞬間を、世界が作り出した1秒1秒の…人生を共に歩んでいる。」
スクリーンの宇宙は、
宇宙から見ただろう地球や、小惑星が流れてる。
ヒップホップからバラード曲にかわっていた。
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