アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
親睦会
-
柊side
「じゃあ、千尋。俺は峰山を保険医に渡してくるから、比嘉に連絡をしておいてくれないか、」
「あ、ああ。でも、和孝…お前ペアの奴はいいのかよ?勝手に動き回ってんだろお前」
「ふはっ、いや、それお前も同じだろ」
ったくこいつは昔から自分のことに関しては抜けているな……まったく、
「俺のペアは、ずっと後ろに付いて来てる。だから安心して千尋は千尋のペアを探してきな。」
「、えっ‼︎⁉︎どこに‼︎⁉︎、、……ん…ん。わかった!
俺の仕事は、比嘉先生を里見先生とのペアに替えればいいんだろう?
連絡したらすぐにペアを探しに行くよ」
ガサッ……
「じゃあ里見先生、しばらく俺と一緒にいましょうね」
千尋と里見?の会話をよそに、峰山を背におぶってから、先ほどから動いている茂みに近づく。
ひょこっ!
「……」
あァ、やっぱりお前かよ。
「遅いよ、かず」
「悪りィ……」
真っ黒なさらさらな髪と真っ黒な瞳。
俺を睨みつけ…いや、これはこいつの愛情表現だが。葉っぱのかかりまくった髪をといてやる。
「かぁず」
《早くしないと、そのちっちゃい子可愛そう》
コイツの口がそう動いた時、やっと俺は峰山がかなり息を荒くしていたことに気がついたのだった。
「峰山、悪い!すぐ運ぶし‼︎汗」
「い、い…。ってか、なんかごめんにゃあ」
辛そうなくせにまだ猫を被るあたり、流石峰山だ。
「じゃ、早く行こ、このにゃんこひんし」
「うっせ!お前も運ぶの手伝えよ!」
「……いくら出す?」
「そうだったな!お前は一歩前を行く男だったな!」
こっちはかなり重くて辛ェのに‼︎
まあ、今、目指すは保健室か
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
46 / 65