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テレビ画面の中ではお天気お姉さんが
今日の天気を教えてくれている。
「もうすぐ梅雨か…。」
空にとって嫌いな季節がやってくる。
湿った空気、薄暗い雲。
昨夜のセックスのとき、
やけにしっとりしていたのは
この梅雨による湿り気のせいなのか。
思い出したくなくても、
空の脳裏を横切る、あの快楽。
実はあの時、空は陸のことを
一瞬かっこいいと思っていた。
そして、海ともまじわってみたいとも思った。
「あ、やば……。」
昨日散々イかされたのに、昨日のことを
密に思い出してしまい、空のソレは
勃ちあがった。
しかたなく、空は陸にされたように
自分のモノをゆっくりと触り始めた。
空にとって人生初の自慰だった。
くちゅくちゅとやらしい水音が
部屋の中に静かに響く。
「んっう……」
”あともうちょっとで……イけそう……!”
「あ…っ、あぁっっ……ん!」
空のモノから勢いよく液が放たれる。
自分の体内から白い液体がでることを
昨夜初めて知った。しかし、空は
もちろんあんな形で知りたくはなかった。
空は体のダルみを感じ、
再び眠りについた。
その2,3時間後に空の知らないところで
静かな衝突が起こっていようとは、
空は知るよしも無かった。
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