アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
NO.3
-
「お前、一々恥ずかしんだよ!」
安心したのか、藍はいつも通りだった。
「あーあぁ、折角可愛いかったのに。今も可愛いけど。」
「あっちいけ!俺はお腹空いてるんだよ‼︎」
「キャッ!」
すっかりいつもの光景に戻っていた
「はいはい、出来たからテーブル付いてて。…好流は、ベットの上に置いとけ。」
そのまま颯爽と台所へ向かって行った航夜に藍は耳を澄ませないと聞こえないような声で
「俺も愛してる。」と言った。
それを聞いてニヤリと笑った航夜を藍は知ることは、ないだろう。
「ほら、座れ。」
オムライスを持って藍に声をかける。
「好流のご飯は?」
「作ってあるよ。」
「そっか。好流は後でご飯かな。」
「そうだね、……いただきます。」
「い、いたっだきます。」
一人が長かった藍は、こうゆう小さな挨拶が苦手でどうしてもカタコトになってしまう。
「かわい。」
「う、うるせー!」
そんな藍を見て航夜は、いつもの様に甘い言葉を呟く。
いつまで経っても慣れない藍は顔を真っ赤にしてやけ食いしていた。
「そんなに一気に食べたら喉詰まらせるよ。」
「うるへっ、んん…ゴッホ、コッホ」
「言ったそばから、ほら水。」
ーゴクゴク
「プッは〜、死ぬかと思った。」
藍は貰った水を一気飲みし、豪快に息を吐いた。
「大丈夫、俺が人工呼吸したあげるから。」
「人口こきゅゆー?なんだそれ?」
「人口呼吸ね、知らないんだ……じゃぁ
教えてあげる。こうゆうこと。」
「んっ、!…んー、あっ…んゥ」
ーくちゅ、ぴちゃ
「あぅ…ん、ぱっぁハァ、ハぁ、…………なにっすんだよ!」
「何って、人工呼吸だよ」
「ちっげーたろ!き、キスじゃねーか!」
人工呼吸と言うなのキスをされた、藍は混乱してスプーンを持ったまま
アワアワしていた。
「わかってないなー、今日はベットの上で勉強会かな?」
「はぁ?やだよ!」
「今日の夜楽しみだな〜。」
「おい!ちょっ、ふざけんな!」
先に食べ終わった航夜は叫んでいる藍を無視し好流にご飯を食べさせていた。
「航夜!無視すんじゃねーよ!」
航夜は、完全に無視を決め込んだ。
それに動揺した藍は…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 24