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矛盾
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レトルト
信じられない。信じたくない。アブさんのを舐めて興奮していた。
それだけならまだしも、触られてもいないのに達してしまった。
どうかしている。自分の精液でパンツを汚してしまい、どうも居心地が悪い。
自分の痴態を全て水に流してしまいたい。
レト「あの…アブさん、シャワー借りていいですか?」
本人の顔を見て聞く事ができない。
アブ「レトやん着替え持ってんの?俺のでよければ貸すからそれ脱ぎな〜」
そう言いながら俺のグチャグチャの下着に手をかけてくる。
レト「…ぁ、だめっ‼︎」
とっさに隠そうとしたがもう遅い。
アブ「あぁごめんねぇ笑こんなんなってるって、オレ知らなかったからさw」
クチュ…
絶対嘘や…分かっててやってるこの人は。
クチュ…
アブ「すっごい出てるけど笑」
そう言いながらイッたばかりの敏感な性器をシゴいて来る
クチュクチュクチュ…
レト「ゃぁ、…ッん…ぁ…っ…はぁ…あッ…」
ぬるぬるしてて気持ちがいい。もうさっきまでの恥ずかしさはなくってしまった。
いつの間にかまた勃ち上がったオレのが、いやらしい手つきで触られ続ける。
クチュ…クチュクチュ…ッ
ぐちゅぐちゅと音を出してオレにわざと聞かせようとしている。
アブ「気持ち良さそうな顔してるね〜じゃぁこっちは?」
そう言いながらシゴいていた手が後ろの方へと向かっていく。
穴に精液を執拗に練りこまれ反応を伺われる。
レト「…ぁ…、ッ…やだやただそこは…ッあっ…」
いやでも反応してしまう。
そこが気持ちいいと知ってて、身体が反応している。
アブ「やらしいな、そんなに入れて欲しいなら仕方ないよね〜w」
ヌプヌプと後ろの穴に指を出し入れしながら、前もシゴかれる。
やばい、ただでさえイきそうだったのに後ろからの快楽がほんの少しの理性も飛ばしていく。
レト「ぁ…あぁ、んッも、むりっ…ぁッ…んッんぁ…ッ‼︎」
ドピュッ…ッドピュッ…‼︎
アブさんの手の中に放ち、謝る気力もなく座ってしまう。
精液を舐めとりながらその様子を見られていたが、
構う余裕すらない。
アブ「大丈夫?お風呂入れてくるから、ゆっくりつかりな〜?」
なんなんだろうこの人は。
誰のせいで疲れてると…。
脱力感をそのままに、あったかいお風呂に沈んでいた。
少し広めのバスタブには、何故かアヒルが浮かんでいる。
あの人に関わると、いつもペースに引き込まれてしまう。
全くもっていい迷惑である 。
そう憤慨しているとふと、さっきまでの情事を思い出してしまう。
最後までされたわけではないが、いずれそうなる気がする。
これは単なるアブさんの気まぐれなのだろう。
きっと、少ししたら自分に飽きてしまうのだ。
その時はまだ、ぐるぐるめぐる思考の中に、矛盾があることに気づいてはいなかった。
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