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光
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君は、僕の中で一番輝く光
君よりキレイで暖かくて優しい光は
子の世の中には存在しない
けれど、そんな光でさえいつか
・・・いつか光ではいられなくなる
けれど
そこに光さえあれば それは永遠になる
だから僕、君が光で居続けられるようにずっとそばにいよう
そう思った
だけど
その時間も、終わりに近づいている
どん
僕は君の背中を今までにないくらい、強く強く押した
その瞬間
「テツ!!!」
と叫ぶ声と
バン!!
とトラックに跳ねられる音はほぼ同時だったと思う
僕は、君とずっと一緒にいようとそう思っていたのに
なぜか今、すごく幸せな気持ちになっている
だって僕は、世界で一番大好きな君を守って死ねるのだから
僕は僕の体が倒れていくのお感じながら
君の事を思っていた
なんだかおかしいですね
君の事しか浮かばない・・・
だから
僕は君にこんなときにずるいとは思うけど
ずっと言いたくて言えなかったことを言おうと思う
「愛しています。青峰君。」
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