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第8話
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俺はあの日からどこかに直樹はいるんじゃないかとさがすようになった
そして今俺は大学生になった。
昔の気持ちはまだ変わっていない…変わったとしたら無表情になったことくらいだ
「よ?、お前また無表情で怖いですねぇ」
『何か用か?用がないなら話しかけるな』
「ふーさすが氷の王子様だ、怖いこと」
『女に興味なんてない。いい加減にしないと殺すぞ』
今俺と話してるのは大学生になってから知り合った瑠夏だ
いちいち突っかかってきてうざい
「待て待て、今日はいいニュースがあって来たんだよ」
『何だ、はやく言って消えろ』
「はいはい、わかりました。今日俺ん家に従兄弟と従兄弟の友達来るんだ、だから俺1人だと寂しいからさお前も来てくれ」
『断る』
「即答かよでもいい奴だから来てよ?、てか連れてくけどね」
『は?』
グイッ
『ちょ待て待て、やめろ』
………
来てしまった
まぁすぐ帰るか
ガチャ
『お邪魔しまーす』
「おぉもう来てたか、よ?」
あれ?どこかで見たことあるなぁ
「あ、こんにちはぁ俺は瑠夏の従兄弟の誠だよ?でこっちが…」
「熊谷直樹です」
嘘?な、なんで?
『直樹?本当に直樹なの?
1年前にあったよね?覚えてる?』
「あぁ、覚えてるよ。あの時はごめんね?本当の事言わなくてだから生まれ変わったよ」
『な、おき』
ギュー
ポロポロ
『あれ?涙が止まんない』
「うぇ?な、なに知り合いなの?しかも氷の王子様が感情を表に出してる??」
「こら、瑠夏邪魔しないの!今いいとこなんだから」
「あっごめん誠」
「会いたかったよ理翔」
『俺も会いたかった』
「ごめん誠また今度遊ぼ?今は理翔と2人になりたくって」
「んん、いいよーまたね直樹と理翔君」
「ありがとう、行こ?理翔」
『うん!』
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