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チーム紹介
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体育館には、思ったより人がいて、椅子にはほとんど人が座っていて立っている人もいる。なので僕たちもその後ろに立った。
「ステージの上見える?」
優輝君に聞かれ
「ギリギリ見えると思う」
と、答えると
「思うってww?」
そう言いながら優輝君が少し笑う。
「だって、背伸びすれば多分見えるぐらいなんだもん」
「背伸びしても多分なんだw」
「もー!バカにしてるの?」
「してないよ?」
「なんで疑問形なの?」
もー、と僕がむくれていると
「なにそれ、可愛い」
「可愛くないもん」
「そういうところが可愛いんだよ」
「もういい!優輝君なんかしらないもん」
そう言って僕は、虹輝君と透輝君の間に移動する。
「よしよし、優輝にいじめられた?」
虹輝君がよしよししてくれる。
「よしよし、俺らのところにいればいいからね」
透輝君もよしよししてくれる
「うん!」
「琥波瑠戻っておいで~」
「ふ~んだ。優輝君なんて知らないもん」
「もういいよ~!俺が行くから!」
「いや、来ても入るとこないから」
虹輝君が言う。
「えー!じゃあ、もーいいや」
優輝君が言う。
「それでは、チーム紹介に入りたいと思います。
1年生のみなさん高校3年間が決まる大事な事です
説明をきちんと聞き、チーム決めに役立てようにしましょう」
放送が入り少し静かになる。
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