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ぼくのやくそく
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「ね、ね、いつ遊びに来れる!?」
「それは……」
らいおんが言葉に詰まってると、隣の家から何かと気にかけてくれたおばさんが出てきた。どうやら聞こえていたらしい。
「彗ちゃん、引き取られるんですって?」
頷くと、おばさんに抱き締められた。
おばさんは、母さんと同じだから安心する。
「初めまして。俺達はこの子の遠縁に当たります。旭と言います」
「まぁ、ご丁寧に」
らいおんが、きれいな笑顔で笑った。
「すいちゃん、今度はいつ戻ってくるの!??」
「戻ってこれる距離なの?」
らいおんが何か言おうとしてたけど、先に約束する。
[青空市のときは、来る]
「ホント!?」
「じゃあおばさんも出店しちゃおうかしら!彗ちゃん、マフィン好きだったわよね?」
まふぃん!
「ふふふっ。彗ちゃんだけ特別にサービスしてあげるわ。だから、いつでも帰っていらっしゃい?」
おばさんのまふぃん、また食べられるんだ。
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