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笹木組に向かう車の中では・・・
『敦巳、こいつが俺の補佐 笹沼颯生だ』
『颯生さん、今日からよろしくお願いします』
『こちらこそよろしくお願いします 敦巳さん』
『敦巳、着いたら直ぐ親父に会わせるからな』
『はい 美月様』
『早く敦巳を味わいてぇ・・・』
『美月様、兄弟とかいるんですか?』
『ん?弟がいるけど、弟には対はいない。一生独身になる。対をもてるのは長男のみ・・つまり、俺だけなんだ。弟が対を持つと組は崩壊してしまうからな・・・』
『そうですね。美月様、俺、元々双子だったんですよ。産まれた時に紋が浮かび上がったのが俺だけだったから、弟は忌み子とされ・・壊されました』
『そうか。産まれて直ぐ浮かびあがるけど直ぐ消えるんだろ?対に出会う日まで浮かび上がらない・・だろ?』
『はい。だから俺だけ生かされました』
『でも、俺の対が敦巳で良かったよ。染めてない黒い髪の毛、鳳凰の紋は俺だけのものだ・・・』
『俺も美月様だけです・・』
すると笹木組に着き、美月が先に降り、次に敦巳が降りて並んでる組員の前に姿を現した・・・
『お疲れさんですっ!』
家に入ると組長補佐が『若、お帰りなさい。組長は既にお待ちです。敦巳さん、組長補佐の笹沼真澄です。よろしくお願いします』
『笹沼真澄さん、敦巳と言います。今日からよろしくお願いします』
組長補佐、美月、颯生、敦巳と共に組長が待つ部屋に向かって歩きながら話した・・・
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