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「了解!じゃあ、早速お薬作るから待っててね?」
と言って魔法使い?は奥の部屋に入っていた。
そのまましばらく待ってると………
「出来たよ〜はいっこれがお薬ね?」
「あ、ありがとうございます。」
渡されたのは小さな可愛いデザインの小瓶………
その小瓶を眺めていると……
「さて………代償の事を話そうか?」
そう言って魔法使いは近くの椅子に座るように椅子を指さした。
大人しく座ると……
「君から貰う代償は
その歌声ね………」
「えっ……?」
唐突に代償を言われ戸惑った。
「あぁ、心配しなくてもいいよ?話はできるからね?」
と魔法使いは言った。
魔法使いによると………
「人魚は特殊な声帯を持っていて歌うとき専用の声帯があるんだよ。
君の歌うとき専用の声帯はこの海の誰よりも綺麗な声が出せる声帯なんだ。」
と言われた。
「えっと……じゃあ、話はできるんですよね?」
と聞くと……
「うん。話は……ね?」
と答えた。
「………分かりました。この声をとってもいいのでお願いします!」
僕がそう言うと……
「じゃあ、その小瓶の中身を浜辺の近くで飲み干して?そうしたら人間になれるよ!」
とニッコリと笑って言った。
歌声なんてなくても話ができれば………とそう思っていたけど……
僕のその考えは甘い物だと後から気づいた………
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