アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
大人のお付き合い
-
んぐぅって。
喉が肉を押し戻そうとして、無理やり呑みこんだ。
塊を呑みこんだ喉が痛む。
「大丈夫ですか?」
そうさせた張本人の冴島が気遣って酒を勧める。
それをぐっと煽って、また眩暈した。
「……何で、いきなり」
涙目になりながら冴島に問う。
それに冴島は少し小首を傾げた。
「だから、メチャクチャに犯したいなって」
爽やかに言うことじゃない。
もう一度日本酒を口に含んで、今度はゆっくりと飲み下した。
冴島は煙草を口につけ、ゆったりと蒸かす。
「正直、俺、失恋したばっかりで遊ぶ相手が欲しいんです」
灰皿に灰を落とした時、伏せられた睫毛が意外に長いことに気が付かされる。
「先生だって、生徒に弄ばれるくらいなら、同じ大人と遊ぶ方がいいでしょ?」
凝視していたせいでまともに目があった。
頬がじんわりと熱くなるのは、酒のせいだと思いたい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
49 / 460