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日曜日の収賄。8
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本当にこれが生徒会長でいいのか全校生徒に聞いて回りたい気持ちになった。
「だから収賄か」
にやける口元を頬杖で隠す。
式典やってる体育館の裏で、学生服のズボンだけ下した優太のペニスを翔太がしゃぶる。
ダメだって言っても擡げてくる性器から、ひくひくと先走りをらしながら、腰を揺れるのを抑えられない。
入念で粘っこい愛撫に意識をやりそうになったとき、体育館の中で新入生退場の拍手が響く。
「まあ、陽樹のこともあるから、収賄の必要なんてない気もするんですけど」
ぽんと翔太が出してきた名前のせいで疑問符が頭の中の妄想を掻き消した。
「はるき?」
聞きなれない名に問い返すと先刻まで顔を真っ赤にしていた優太が噴出した。
「あいつ、名前も覚えてもらえてねぇの?」
優太の失笑に対し、啓太は憐みの目で朔良を見てくる。
いや、たぶんこの向けられている目は本来、陽樹に向けたいものなのだろう。
「櫻井陽樹、先生、あいつに迫られてるでしょ」
翔太は笑うでも呆れるでもなく、話を続ける。
櫻井陽樹。
そうか、あいつ、陽樹って名前だったか。
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