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混乱の月曜日
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ごちそうさまでした。
日曜日の出来事を反芻しながら昼食後の一服。
さすが男子校。
ネタには尽きない。
翔太×優太のぐいぐい来る弱俺様攻に振り回される普段は無邪気の赤面受もいい。
啓太×小松崎はプラトニックだけどいずれ啓太の我慢が限界に達して……って妄想するのはいけないと思いながらもやっぱりおいしい。
当人が本気だから不謹慎におちょくったりするのはいけないと思うし、顔にも出さないけれど。
出さないけれどだ。
プますぎる。
妄想が止まらない。
「華村先生」
「ぅはぁぃっ!!」
妄想全開のところに声をかけられて煙草の灰が落ちそうになった。
「2年の小松崎が先生呼んでますよ」
「あぁ、ハイ、すみません」
学年主任の先生が笑いながら言う。
大体いつもならこういう時、冴島が率先してきてセクハラしながら用件を伝えてくる。
今日は空き時間が合わないらしくてまだ顔を合わせていない。
―――まあ、あんな『告白』の後でどういう顔すればいいかわからないから、それはそれでいいが。
「あ、」
冴島×華村も、櫻井×華村もネタとしては身の回りにあったわけか。
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