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まてまてまてまてここは保健室だ。なんでだ。今見ちゃったのはなんなんだ。男が、保健室の先生が、あの垢抜けたような絡みやすいって有名な先生が、え、なんで男とよいさよいさとエロ本まがいなことやってるの。なんで。え、
混乱してる中、見間違いだという結果に陥ってもう一度開ける。
「あ…」
ドアを開けた先にはすごい笑顔の先生が立っていた。身長が高いせいか威圧感がやばい。
「こんにちは。どうしたのかな?具合悪そうに見えないけど…どーしてくれんのイイトコだったのにさ」
「ごめんなさい…」
自分の顔が青ざめてるのがわかる。先生の笑顔が怖すぎて目をそらせない。
「ごめん、また今度にしよか。今日はほかのとこで時間潰してくれ」
先生は後ろのほうのさっきまでよいさよいさしていた生徒に言った。
「もーほんと最悪!近いうちにまた相手してよ!!」
かわいらしい感じの顔つきの男の子は僕と先生を睨みつけながら、早歩きで乱暴にドアを閉めて出て行った。
カチャ
「え」
「ごめん逃げられたら困るからさ」
ああ、だから保健室の先生は嫌いなんだ。
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