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「先輩は先生のこと好きなんですか!」
「は…?」
何言ってるのこの子。そんなわけのわからない言葉とは逆に目は真剣だった。
「好きじゃないんですか?」
「好きってどういう?」
かあっと顔を真っ赤にして起こったような顔をしてくる。あ、かわいい。とか思ってしまった。
「loveのほうですよ!リア充とかそういう意味で!」
「僕は先生への好きはlikeかな」
そう言ったら彼は目をぱちくりさせたあと、安堵したかのような顔をしたと思ったらソファに座り込んだ。
「なーんだ。ならいいや。先生に手出されたことないの?」
急に敬語が取れた。手出されたって、そんなわいせつ行為いいのか。
「じゃあ君はあるの?」
「ありますよ」
目を合わせないで斜め下を向いたまま、足をぶら下げている彼から出てきた言葉に固まった。
「はー…ほんと、先輩にも手出してたらどうしてやろうかと思ったよ」
「え、は、ちょっと、え?」
「なんですか」
一気にパニック。どこまでなのか、なんでどうしてやろうかなのか。先生とこの後輩の間に何があるのか。
「えっと、あー、どういう…関係なのかな?」
「先生と?そりゃ、まあ、付き合ってるのかな?みたいな」
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