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『嵌められサンタ』⑧By,日辻メロン
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サンタの魔法は金色の風となって道男くんを包み込み、その姿を一瞬で変化させた。
「うわあ、すごいや!」
道男くんは線の細い少年から成熟した大人の男性になった。
サンタより頭一つ分高い身長。男らしくも甘いマスク。
予想通り、とびきりのハンサムだ。
「すごく大きいや!ありがとう!サンタさん!!」
笑顔だけは子どもの時そのままに無邪気に、道男くんがまたお礼を言った。
「一晩だけの効果だが、これで街を歩くなり高いところからものを取るなり好きに過ごすといい」
サンタも道男くんの笑顔が見れて嬉しかった。
「それじゃあ、サンタはこれで行くよ」
これで後腐れなく次の家庭に行くことが出来る。
ところが、
サンタが玄関に向かおうとしたその時、大人になった道男くんに肩を掴まれた。
「まだだよ、サンタさん」
そのまま、身体を道男くんの方に反転させられた。
そして、
顔が近づき、口づけをされた。
「んっ・・・!」
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