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【特別な日】ともタルR-18 リク
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『ともさん、今日しましょう』
とも「へっ」
電話の奥から聞こえるタルの言葉に、わっちは唖然とするしかなかった
一瞬手が緩んでスマホを落としかけ、慌てて体勢を立て直す
わっちはもう一度耳に押し付けた
とも「え、なに!?もう一回言って!?」
『うるさい"がっ"!!』
とも「"がっ"呼びやめてぇ!」
『いや、その...
今日はしたい気分っつーか、明日ともさんも俺も休みでしょ?
だから、えっと......』
言葉を詰まらすタルに、胸がきゅんと高鳴った
いつもしたいときはわっちから切り出して、タルもそれに流されてって感じだったけど
まさかタルからのお誘いがくるなんて、これは断る理由がないじゃないか
とも「うん、良いよ。
じゃあわっちの家あとで来て」
『あ、いや。
今日はともさんが俺ん家来てよ』
とも「へ?なんで?」
『...たまにはだよたまには!
それじゃ、また後で』
とも「あ、タル...!」
何故かを問おうとしたが、一方的に電話を切られてしまった
タルのベッドのシーツ汚しちゃ悪いかなって思っていつもわっちの家でしてるのに...
ていうか、なんか忘れてる気がする...
タルとわっち、こんな偶然に明日休みになるもんかね?
わっちは心にどこか引っかかりながらも、タルの家へ向かった
タルの家の合鍵を使って、家の中に入る
玄関には、タルの靴が綺麗に並べられていた
タル、もう帰ってるんだ
電話したときは電車の音とか聞こえたから外にいてそうだったし
わっちは廊下の奥、タルの寝室のドアノブを下ろした
とも「タルー?」
...部屋にはいない
あれ、まだ帰ってきてなかったのかな?
でも靴はあったし...
チラッと時計を見ると、もう時刻は午後の11時半だ
すると、どこかからシャワーの音が聞こえる
あ、お風呂入ってるのか
風呂場に向かって、脱衣所から扉を叩く
とも「タル、着いたよー」
タル「えぇっ!?もう!?
あー...じゃあ、ちょっと待ってて。
もうすぐ出るから」
とも「ん、おっけー」
わっちはそう返すと、タルの寝室に戻ってベッドに腰をかける
タルの部屋久しぶりに入るけど...
とも「タルの匂いがする...」
とても良い匂いで、わっちが一番好きな匂い
あれもこれも、部屋のどんなものにも、その匂いが染み付いている
あ、これ...わっちがこの前あげたブレスレットじゃん
大切に保管されてる、嬉しいなぁ...
いろいろタルの部屋を見て回っていると、風呂場から扉を開ける音が聞こえた
そして、肩にタオルをかけたタルが出てくる
タル「お待たせ、ともさん」
とも「おう、待った待った。
なんか風呂長かったね?タルっていつも5分で入れるのに」
タル「え、あ...うん」
とも「じゃあ...」
わっちは微笑み、タルの手を引いた
そして、ベッドにタルを押し倒す
揺れる体や髪から、タルの匂いがする
とも「しようか」
わっちの言葉に、タルは顔を赤らめながら頷いた
タル「っぁ、はぁ、ん、ぁあ!」
とも「ねぇ、本当どうしちゃったの?今日。
いつも声抑えるのに...」
タル「んぁ、っう、あっ!」
胸飾りをいじると、タルは体を敏感に震わせる
そのまま片手をタルの背中に這わし、ゆっくりと下に下ろしていくと...何かに気づいた
とも「へ、濡れてる...」
タル「ぁ、う....ん...はは」
タルは照れ臭そうに笑う
そして、自分でズボンを下ろした
タル「ともさんと、早くしたくて。
それで俺、風呂で。
自分で、解してきて...」
とも「っ!!?」
タルの予想外な言動に、わっちの理性はどこかへ飛んで行ってしまった
自分のズボンを下ろすと、もう痛いぐらいにそそり立った自分自身を、タルの解れたそこに思いっきり深く突き刺した
タルはそれに、背中を反らせる
タル「っ、ぁあああ!...はぁっ、ぐ...」
とも「すご、ナカ...熱い...」
わっちは獣のように、タルを犯した
タル「や、あっ!そこ、っあ...んっ!」
とも「ここ?ここがいい?」
タル「ぁっ!そこ、気持ちい...ともさっ...!」
タルは突かれる度、快楽に溺れたような顔を見せる
いつもの二枚目な顔が、どこか雌みを帯びていて
それがわっちの興奮をまた呼ぶ
タル「はぁっ、ん!あっ、ぁああ...!」
とも「ごめん、わっち...もちそうにない。
このままナカに出して良いよね...?」
タル「あ、ぁあ...ん、っう...」
タルは必死に頭を縦に振った
わっちは小さく息を漏らすと、タルの最奥で自分の欲を吐き出した
タルも自分に流れ込む衝撃で体をビクビクと痙攣させた
タル「あっ、ぁあ...!っ、はぁ...はぁ...」
とも「タル...大丈夫...?」
タルの涙を親指で拭ってやると、タルは時計を見つめた
わっちもつられてそっちを見ると、丁度12時を指した
するとタルは、いきなりわっちを抱きしめた
とも「え、た、タル...?」
わっちがタルの様子を伺うように尋ねると、タルはわっちの耳元に、ボソッと小さく囁いた
タル「恋人1周年記念だから...
その日は、ともさんと一緒にいたかった」
タルの言葉に、一瞬我を忘れる
じゃあ、タルはこの日の為にわっちを呼んで、休みまでとって...?
わっちは、タルの背中に腕を回して抱きしめ返した
とも「っ、う...ぐすっ」
タル「なに?ともさん泣いてるの?」
とも「うるさい!
...んだよ、タルの方が彼氏っぽいじゃん」
タル「男役譲ってあげてるんだから、これぐらいさせてくださいよ」
女役のくせにイケメン面しやがって...
でも、わっちを撫でるその暖かい手には
わっちはそれ以上、文句の一つも言えなかった
とも「タル...」
タル「ん?」
とも「.......おめでと」
タル「ははっ、ともさんも。
おめでとう」
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