アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
【それでいいの?】アイよぴR-18 6
-
そこだけに集中していたが、腕を掴まれたことで驚いてしまった
何かと問うと、Yさんはどこか焦ったような表情を浮かべる
よぴ「お前、まさか、自分が下になる気じゃないよな...?」
アイ「えっ...うん、そうだけど」
頷いて見せると、Yさんは目を見開いた
そして、自分の伸ばしていた手を退けさせる
よぴ「馬鹿だろ、俺が下になるから、アイクはじっとしてろ」
アイ「ど、どうして...?
だって見た目的にもそうだし、体格的にもYさんは上の方が良いよ」
よぴ「それはこっちのセリフだ。
俺がお前を抱いたら、お前...壊れるかもしれないんだぞ」
Yさんが珍しく涙ぐましい声で言う
彼は力が強い、そして加減があまり上手ではなくて、人と話をしたり一緒にいることはできても、触れ合うことは好まない
多分、自分を心配して...のことだろう
彼の言い分はわかる
でも、それで簡単に引きたくはない
アイ「自分だって、Yさんに負担をかけたくない。
自分はほら、見た目より結構頑丈だし、大丈夫だよ」
よぴ「俺が言いたいのはそういうことじゃない」
そう言われ、勢いよく押し倒される
一瞬背中に痛みが走り、頬に突然生温かい湿った何かが降った
目を開けると、Yさんはポロポロと涙を落としていた
よぴ「俺は、アイクに気持ちよくなって欲しいんだ。
痛くて、辛いなんて気持ちをさせたくない。
それに俺は、アイクの負担を考えてだけじゃない。
お前を受け入れたいんだ。
この体で、お前を奥まで受け入れて。
それでアイクが、俺のことを怖がらずに、すぐ近くにいてくれてるんだって」
自分の胸ぐらを掴んで、顔を当てる
自分は呆然とそれを見つめる
こんなに泣いてるYさん、初めて見た
Yさんは周りの人に怖がられてきたんだ
その所為で自分からも人との触れ合いを拒絶するようになって...
そんなYさんが、泣いてまで自分と繋がっていたいとお願いするっていうのは、
多分、彼の人生で初めての我儘なのかもしれない
自分はYさんの肩に手を置いて、顔を覗く
頬に伝う涙を拭い、潤んだ深緑色の瞳を見つめる
アイ「本当に大丈夫?」
よぴ「ああ」
アイ「自分、初めてだから。
痛いかもしれないよ?」
よぴ「わかってる」
アイ「それでもいいの...?」
よぴ「当たり前だ」
彼の決意は固いようだ
自分は小さく頷いて、彼を抱きしめた
アイ「わかった。
絶対に、優しくするから...安心してね」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
58 / 83