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【それでいいの?】アイよぴ 9(完)
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とも「で?色々協力した俺が説教くらうってどゆこと?」
目の前で仁王立ちしていかにも心当たりがないと言うかのように首を傾げる彼に、思わずため息が出た
アイ「流石に怒りますよ、何でYさんに変なものを...」
とも「えぇ?めっちゃ盛り上がったでしょ?」
アイ「ろ、ローションはともかく!
び...やく...とかは、ダメだと思います!
自分、大変な目にあったんですからね!?」
とも「マジでか、で、そのまま鳥ちゃんに流されて突っ込まれちゃったのかなぁ?」
ともさんがによによと口元に手を当てて言い寄ってくると、自分は顔を逸らした
流された...のは当たってるけど...
アイ「半分...正解です...」
とも「えっ、合意の上だったの?
あれ、鳥ちゃんって欲求抑えられないタイプなのにな...」
ともさんがおかしいな、と言って頭をガシガシと掻くと、自分は首を振った
アイ「いや、そっちじゃなくて...」
とも「...?」
彼は意味がわからないと言った風に顔を歪めて、同時にガチャリと音がした
風呂場の方から出てきたのは、中に出されたものの後処理を終えたYさんだった
とも「おー、鳥ちゃん!どうだった?今日!」
よぴ「...」
とも「...あれ、鳥氏ぃ?」
よぴ「...あ、はい、なんすか」
とも「..............いや、なんでも...」
風呂上がりでのぼせたのか、どことなくぼうっとしてるYさんに、ともさんは言葉を詰まらせて首を振った
Yさんが部屋に戻るのを確認すると、彼は慌てた様子で自分に耳元でこしょこしょと告げた
とも「もしかして...突っ込まれたの、あっち...?」
アイ「...っ////」
とも「いやそこで照れるのおかしくね!?攻めだよね!?」
アイ「じ、自分は止めたんです!
見た目的にも体格的にも彼の方が上だし、男として屈辱的で、体に負担のかかるようなことはさせたくなかった!
けど...」
あんな風にお願いされたら、男は断れないですよ
という言葉を飲み込み、赤い顔を伏せた
とも「まぁ、意外と頑固なアイクさんが譲るってことは、すごく強いお願いのされ方したんだろうね。
そこには触れないでおこう」
うんうん、と1人で頷く彼に、ありがとうございますという意を込めて頭を下げた
アイ「でも、どうして彼が下だなんてわかったんですか...?」
とも「あぁ...
ここだよ、ここ」
ともさんは自分のうなじ部分を指で叩く
それが何なのかわからず、思わずはい?と聞き返す
とも「わからない?
キスマーク、あったよ」
アイ「...なっ!?」
そ、そんなとこに、痕つけちゃってたのか...
まぁ、あの時は暴走しちゃってあまりどこに痕つけたかなんて覚えてなかったけど
さらに火照る頬を押さえると、ともさんが両手を上げてため息を吐いた
とも「もしアイクさんが下だったとして、あんな場所に痕なんてつけられないでしょ?」
アイ「確かに...」
とも「バックもした?」
アイ「バッ...!...クも...しました.....」
とも「じゃあその時にアイクさんがつけたんでしょ」
アイ「た、多分...」
何か、記憶が段々鮮明になってきて余計恥ずかしい
とも「それに、あんなやってきた後ですみたいな色気だだ漏れにされちゃあね」
アイ「えっ、気づくものなんですか?」
とも「アイクさんは若いからわかんないと思うけど、一回やっちゃった人ってそういう雰囲気出ちゃうんだよ?」
アイ「え、えぇっ!?」
じゃ、じゃあ...Yさん、みんなにバレたりして...
いや、それどころか街の人達にまでバレちゃったりしたら...
わぁ、どうしよう...
とも「...(アイクさん束縛少なそうだし、鳥ちゃんもガードゆるゆるだからこれぐらい言っといた方がいいでしょ」
悶々と今になっての不安が押し寄せてくると、いきなり玄関からハツラツな声が聞こえてきた
わと「よっぴーさぁーーん!!!」
わとさんが一階からYさんの名前を呼びながら、彼の部屋へ向かっていく
そして、彼の部屋のドアを叩いた
数秒後に、Yさんが出てくる
よぴ「なんすか?わとさん」
わと「よっぴぃさぁあああん!!
よっぴーさぁーん!」
よぴ「わっ!...っぶねぇ」
Yさんの顔を見た瞬間パァッと顔を輝かせたわとさんがYさんの腰に抱きつくと、彼は一瞬よろけて体制を立て直した
その様子を見て、自分は深く反省した
アイ「......今度は腰痛めない程度にやるから、今日は許して...」
よぴ「わとさん、いつまで抱きついてるんですか」
わと「だ、だって...バステンさん冷たいんやもん。
よっぴーさん癒して?な?」
よぴ「まぁ、別に良いッスけど...」
わと「やった!えへへぇ♪」
バス「...壁|ω゜)」
よぴ「ひぃっ!?」
わと「?...よっぴーさん?」
よぴ「な、なんでもない...ッス」
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