アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
【イケメン彼氏はお嫌い?】ドミタル 4
-
少しもぞもぞとする私を見て、彼が近づいた
タル「もしかしてドミさん、興奮してる?」
ドミ「っ....!」
低い声が耳元で囁かれ、ぞくぞくと背筋を何かが伝う
両想いだと知れた途端、安心してしまって、それで、こんな...
欲情してるなんて
ドミ「すみません...こんな」
タル「いえ、ドミさんって、意外と性欲多いんだなって思って」
ドミ「ひ、引いたでしょう...?」
タル「引きませんよ、むしろ...」
彼は私の背中に手を回すと、肩を掴んで引き寄せた
私の体が、彼へと預けられる
見上げると、彼は
今までに、見たことないような
雄の顔を見せた
タル「興奮する......」
ドミ「た、タルさっ.....ひゃっ!?」
タルさんは私を抱えると、どこかへ歩き出す
私はこの体制が恥ずかしくて、でも暴れると落ちてしまいそうで
彼の首元に腕を回してしがみついた
ドミ「タルさん...!どこに......」
タル「大丈夫です、誘拐なんてしませんから」
ドミ「ゆうっ...!?」
彼の口からそんな言葉が出るとは思っていなくて、顔が赤くなる
なんだ、どうしたんだろう
いきなり、タルさんの雰囲気が...
私は呆然とするまま、彼にどこかへ連れていかれた
必死に捕まっていたので視界が真っ暗になっていた
だが、彼が止まると、いきなり柔らかい感触のところへ降ろされる
体を上げれば、そこは...
ドミ「ホテルの...部屋......?」
そうだ、今日はみんなで遠出をするからって、家からじゃなくてホテルの部屋で宿泊していたんだ
タル「俺の借りてる部屋です」
彼はそういうと、私が降ろされたベッドに、腰をかけ、私に迫る
まっすぐに私を見る目が、綺麗に輝いて、私の姿を反射して
彼の目に、私がどう映っているのか、気になって仕方がなかった
彼の右手が、私の頬に触れる
ビクッと跳ね、少しの恐怖を感じた
すると彼は、頬に触れていた手を頭の上に乗せ、優しく撫でた
タル「すみません、怖がらせるつもりはないんです。
ドミさんが俺に興奮してくれてるってことが、嬉しくて...」
ドミ「だ、だって、あれからずっと、タルさんに対して、」
タル「ムラムラしてる?」
ドミ「ーーっ...!!」
私が言おうとした言葉を彼が発したことで、余計に恥ずかしくなった
彼に、私の心の中が全てさらけ出されているようだ
彼は羽織っていたシャツのボタンを開けると、覗いた胸板へ、私の手を引き寄せた
タル「でも、俺もさ。
ドミさんに、すっごく興奮してる。
多分だけど、
ドミさんより、ずっとずっと」
手を這う鼓動は、とても速い
まるで私が彼を独占しているような気分になった
こんな表情をさせるのは、私だけだ
こんなに鼓動を速くさせるのは、私だけだ
それをもっと知りたくなって、彼の胸へ手を這わせる
タル「ん、っ...」
ドミ「...?
タルさん、どうかしましたか?」
タル「い、いや...胸......が、さ」
小さく膨れた突起に触れれば、彼は小さく声を漏らす
私は、どうしようもなく、自分が抑えられなくなった
彼の両手首を掴んで、押し倒す
ベッドが深く沈み込み、ギシッと鳴る
彼は吃驚して、目を見開いたが、それを私は無視した
彼の背中へ腕を回し、強く抱きしめる
ドミ「タルさん、好きです、タルさん...タルさん...!」
タル「あっはは、ドミさん、いきなりどうしたの?」
彼は苦笑気味で私に問う
私は、声が詰まりそうになって、涙が出た
ドミ「私、幸せすぎて、どうしよう...
タルさん、どうしよう......」
タル「どうしようって...
かわいいなぁ、ドミさん」
私の背中をさする彼に、かわいいと言わないで、と反抗なんてできたものか
彼はゆっくり私を離すと、額を当てて私を見つめた
タル「ねぇ、ドミさん。
キス、していいよね?」
その問いに、断る理由なんて、なかった
ゆっくり頷くと、嬉しそうに笑って、
じゃあ、と口を寄せた
ゆっくり、唇が重なる
キスって、こんなにも嬉しいもので、幸せなものなんだ
離せば、タルさんはぷっと吹き出した
タル「顔真っ赤だね」
ドミ「そ、それはっ...幸せなんですもん、仕方ないでしょう?」
タル「それ平気で言っちゃうって......
ドミさん、ちょっと天然入ってる?」
ドミ「てんねん...?」
タル「ううん、知らなくていいよ。
とってもかわいいから」
彼の言ってることはよく理解できなかったが、また唇を合わせられたので、口を聞くことはできなかった
何回か合わせていると、
ドミ「んぅ..!?」
舌を突然入れられ、口の中にぬるっとした感触が伝う
それに、私も負けじと舌を動かすけど、
上手くできなくて、彼のペースに押される
口を離したら、止めてた息を吹き返して、あごの力が抜けて唾液が漏れた
ドミ「タルさ...はぁ....うまく、ないですか....」
タル「そんなことないよ、ドミさんが初々しいだけ」
ドミ「初々しいって...」
負けてるような感じで、少しむっとした
私は彼を押して、自分でキスを仕掛ける
彼よりかはうまくないけど、精一杯舌を出してよくしてみせようと頑張る
それに反応して、タルさんが私の頭にぽんぽんと軽く手を乗せる
タル「ドミさんの一生懸命なとこ、好き」
ドミ「そ、そうですか...?」
タル「うん。
....でさ、ドミさん」
タルさんが、私の肩を掴んだ
何か、と顔を上げると、彼は少し不思議そうに、私に目線を向けた
タル「___なんか、固いものが...当たってる」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
65 / 83