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呼び出し。
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翌朝、早めに起床してシャワーを浴びてから学校へ向かった。
3月とは言え、まだまだ寒い。
朝からシャワーはけっこうキツかったかと思いつつ、学校へ来る途中に自動販売機で購入した缶珈琲を飲む。
昨日の事、一応牧野から理由聞いとかないとなぁ…
夜遊びをするようなタイプでない事はわかってはいるが、見てしまった以上話を聞かない訳にはいかない。
最近は何故か避けられているのでどうやって捕まえるか少々悩む。
校内放送を使えば確実に呼び出せるが、それだと他の生徒や教師に何か有ったのかと怪しまれてしまう。
「ああ、そうだ…」
こんな時にちょうど良い人物がいた事を思い出した。
あいつなら放送で呼んでも問題ないだろうと思い、校内放送をかける。
「一年の北原晶ー、職員室までよろしくー」
…あいつ、この時間登校してるのか?
放送をかけてから気づいたが、時計を見ると、まだ多くの生徒が学校へ向かって歩いているような時間だった。
普段何時頃に登校しているのか知らないが、来ていないなら後でまた呼び出せば良いかと考えプリント類の整理を始めた。
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