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北原晶は担当している一年三組の生徒でクラス委員長をしている。
いまいちクラス委員長に何をさせたら良いのかわからないので、とりあえず雑用を色々とさせているのだが…
これが意外と便利で1日1回は何かしら頼んでいる。
すでに登校していたのか、プリントの整理を始めて五分程するとまだ眠そうな顔をした北原晶が職員室に入ってきた。
「せんせー…今度はなんすかー…」
「二年の牧野薫って奴を連れてきてくれ。」
「放送で呼べよっ!」
「おー今度からな。」
当然だが文句を言う北原を適当にあしらうと、何で最初から放送で呼ばないのかとブツブツ言いながら教室を出て行く。
放課後になり、北原からの連絡がうまく行ったのか牧野が職員室にやってきた。
呼ばれた理由は分かっているのか、少し気まずそうな表情をしている。
一応資料整理の手伝いと言う名目で呼び出したので怪しまれないように資料室へと場所を変える事にした。
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