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雨音side 転校生。 『雨音』
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今日はたしか…転校生が来るんだっけ…
いつもは病弱とか言って休むか、良くても
遅刻…な俺。
タッキーが転校生来るから明日は絶対朝から
こいよ。
なんてゆーからしぶしぶきたけど…
ふわぁぁぁ。…ねむ。
「雨音さん!寝不足っすか!?」
…うっさい。
「…僕のことはなんて呼べっていった?
…ここ、学校なんだけど。」
ボソッと耳元で囁けば今にもすみません!
と叫びそうな目の前のヤツに俺はとっさに
声色を変える。
「どうしたの?速水くんっ顔色。悪いよ?」
「あ…ああっ!心配してくれてありがとうな!か、影宮」
速水くんこと、速水は俺のチームの一員だ
と言っても下の下だけど。
そんなこんなしてたら…
ああ、きたみたい。
どうせなんの関わりもないだろうけど。
ドアが空いて入ってきた転校生。
ふぅん。
パッと見普通の子。
俺みたいな世界なんて何にも知らないんだろう。
そう考えたらなんだか少しだけ…
気になった。
…気がした。
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