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隣の席『雨音』
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「じゃあ、高山の席は…」
「先生ー僕の隣あいてるよ!」
声の方を見れば一番後ろの席からで、
なんていうか…女の子みたいに可愛いこだ。
女の子みたいにっていうのは失礼かもしれないけど…
「おーじゃあ高山は、影宮の隣で。」
「は、はいっ!」
影宮くんっていうのか…
なんて思いつつ席に向かう。
「よろしくね!亜希ちゃん!」
「よろしく!か、影宮くんっ」
笑った顔可愛いな。天使の笑顔ってこういう
のをいうんだな。多分。
「亜希ちゃんも、僕のことは雨音って呼んで
っ!あ、ま、ね、!はいっ!」
どうやら影宮くん呼びはダメだったようで、
「あ、雨音くん?」
「はーい!」
うん。可愛い。
あっ!変な意味じゃなくてね!?
天使の笑顔に笑いかえす。
帰ったら兄さんに天使いたって教えなきゃ。
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