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注意報2『雨音』
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ん…。
あ…れ…?
ここ…何処だ…?
たしか…集会のあとで…
あ、ああ…
わけわかんないやつらに囲まれて…
クソっ…俺としたことが…
気ぃ抜いてたかな…
ガンガンする頭にそっと手をやれば包帯のような布の感触。
っ!?
みれば腕や足も丁寧に手当されている。
誰が…
周りを見渡して見た限り男性の部屋のようで
「ん…」
っ!?
さっきまで布団で気づかなかったが
布団の端に突っ伏するようにして誰かが眠っていた。
…そっと覗いてみる。
俺の学校と同じ制服…
「んん…」
っ!?
その人物はむくりと顔を起こした。
っ!?やばっ…
気づいた時には遅くぱちっと目が合う。
「あっ!あー!目、覚ましたんだね!
良かったー…君、倒れてたんだよ!
多分何か訳があるのかもしれないけど大丈夫
だからしっかり休んで!ね!雨音くん!」
大丈夫と笑いかけた人物の顔を見た俺は固まった。
まさか…こんなに早く…
俺を見られるなんて…
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