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明日の心配は明日!
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しなやかな半身に飛び散った白濁。
舐めたり指で弄んだりしながら、
しばらく息を整える桐嶋さんを見守った。
「…また見逃した…」
「は…な、なにを」
『桐嶋寛人のイキ顔』。
なんて言ったらえらいことなるから、
俺絶対言わないぞ。
…桐嶋さん、
直前になったら俺の頭抱え込むんだもんな。
なに、恥ずかしがってんの?
…見て欲しくないの?
もしかしてわざと見せないようにしてんの?
へーーー…
がぜん燃えるわ。
「ま、いっか。
じゃあそろそろこっち…」
よっこらせと脚を持ち上げ、
可能な限り開かせる。
思ったより身体が柔らかくて驚いた。
ということは、他にも色んな体位が出来るかも、なんて夢を膨らませつつ…
俺は桐嶋さんの窄まった後孔にゆっくりと口を近づけた。
「え゙?!
やっ…やめろ!! 何してんだ…
どこ舐めてんだよッ!!」
「んー今日はじっくり準備しようと思いまして…」
俺、本当にこの人相手なら何でも出来ちゃうのかな。こういうの、全然平気だな…
チュッと口付けるように吸い付くと、
イッたばかりで敏感な身体は、面白いくらいの反応を見せる。
そのまま舌を這わせながら、
風呂に入ったこの人は、当たり前だが俺と同じ匂いを纏っているんだなぁとか。
最後まですれば、明日の朝はやっぱり辛いんだろうかとか、
たわいもない事を考えていると……
「っあ!!」
ドカッ
…肩にまた、あの重い蹴りがヒットした。
「いってぇ…!」
「悪ぃ! な、なんか変で…つい」
変って。
気持ち良いならそうと言ってくれ。
わざとではないんだろう、
桐嶋さんは珍しく本当に申し訳なさそうな顔をしているが、
…前回もそうだ。
良い所を触る度に痛めつけられたんじゃ堪らない。
俺は左肩をさすりながら、
やれやれとため息を吐いた。
「…つーか、お前が変な格好させてとんでもないことするからだろ!
離せ、嫌だ…聞いてんのかおい!」
「………桐嶋さん。
もう蹴られるの痛いんで。
今から1回蹴るごとにペナルティ与えます」
「は…ペナル、ティ…?」
黒い笑みを浮かべたのちの言葉に、
桐嶋さんはヒクリと顔を引き攣らせる。
「桐嶋さんの絶対嫌がることをする」
「最低かッ!!」
最低上等。
俺はきっと、貴方を誠心誠意いじめ抜く為に生まれた存在なんだよ。
これはもう運命なんだよ、諦めろ。←
「おま、ふざけんじゃねぇぞ!!」
「あいたっ! また蹴ったな。
も~……
桐嶋さん桐嶋さん」
にこにこと呼びかけつつ、
俺はポケットからおもむろに携帯を取り出す。
「…ハイ、チーズ!」
パシャッ
・
・
・
「……え…」
突然鳴り響いたシャッター音に、
桐嶋さんは状況をすぐには理解出来ず、固まってしまった。
「俺のお守りにします。
うわぁ桐嶋さんの色んなとこ映っちゃったー」
わざとらしく大袈裟なリアクションを見せると、途端に顔を真っ赤にする桐嶋さん。
…あ。こっちの方が撮りたかったかも。
「嘘…嘘だろ…?
ちょ、今すぐ消さねぇと……ッぁあ」
叱る間なんて設けるものか。
俺はジュプジュプと柔らかく解れてきたそこに指を差し込んだ。
「じっとしててくださいよ…
折角昨日より優しくしてるのに」
「どこがだ!
はぁッ…お前は、いつからそんな…そんな、
生意気になりやがった…んぅ」
もどかしい快感に身を捩りながら、必死に強気な表情を繕っている。
こちらを睨んでくる、てらてらと潤む切れ長に、
俺は静かに笑いを零した。
「桐嶋さんったら、
よく考えてみてくださいよ…」
「ふ、ぁっ!」
指を引き抜き、ギシリと布団の上に手をつく俺。
そのまま桐嶋さんに覆い被さりながら、
耳元で囁く。
「俺は始めから…
こういう人間でしたよね」
低い声を送ると、
ゾクゾクとその肩を震わせる桐嶋さん。
言葉にも弱いなんて、本当いじめ甲斐があるなぁ…
なんて悪い事を考えながら、
片手を下に当てがい、今度は本数を増やして指で刺激を送った。
「ん、あっぁ…ふッ」
「ね。そうでしたよね…
桐嶋さんがエッチなサイトを見ながらぁ…
1人でしてた、あの時から」
…怒るかな。
心配しつつ見下ろした顔は、
羞恥に歪み、勘弁して欲しそうに俺を見上げていた。
「やっ…それは…」
「こんな話、止めて欲しいですか?」
聞くまでもなく、コクコクと頷く桐嶋さん。
あれはこの人にとって、二度と掘り返されたくない事件だからな。
だから当然、
止めてあげたら…良いことなんだろうけど…
「や だ」
俺はにっこりと笑って、
ぽかんと半開きになっている薄い唇に、軽いキスを落とした。
「あの時は、どんな風に触ってた…?
いつも1人でどうしてる?
ほら、俺に教えてくださいよ…」
「ぅ、ぅぅうるせぇ無理ッ!」
頭にきたんだろう桐嶋さんは、
また俺を蹴りつけそうになって、なりながも何とか抑制している。
おお…ペナルティー効果すげぇよ。
足癖悪いのは何とか直りそうだな…
やがて気を晴らすようなため息が聞こえると、
耐え忍んだこの人に、
良く出来ましたとばかりに抱きついた。
「……あぁーもう可愛い。
あんなに怖かったのになぁ…
俺もう、ずっとこうしてたいくらいです。
このまま寝ましょうか」
「……とーか何とか言いつつ、
なに腹にかってぇもん当ててんだよ…」
グイグイと腰を上げて示す桐嶋さん。
…くそ、バレてらっしゃったか。
「いやぁ、あの。
桐嶋さん…
ずっと我慢してたら、かなり限界来てまして…
俺今挿れたら、それだけでイッちゃいそうなんですけど…」
最後の最後で。
情けなく格好のつかない台詞を述べる俺に、桐嶋さんはふっと吹き出して、
「まぁ…
俺も今突っ込まれたら、
一瞬かもしれねぇわ」
と、悪戯っぽく笑った。
確かに、再び固く反り上がったものはもう最期を迎えんばかりの状態だ。
「丁度いいじゃねぇか。
お前だって……
どうせ出すなら、ココなんだろ?」
そう言って、自分から足を開いてみせる。
投げやりとも挑発的とも言える誘いに、
俺はゾクゾクッと全身の気が掻き立つのを覚えた。
「…っもう、じゃあ
ぃ、挿れますよ?!」
「勝手にどーぞ……
…っく! ぁあッ、は……ぅ!!」
誘導してやれば、
必死になって俺の背中にしがみつく桐嶋さん。
慣れない癖にすぐ煽ってくるんだから、
負けず嫌いだよなぁ…
「桐嶋さん…
好き…大好きです」
「はぁ、はぁ……ぅッあ!
んな台詞、聞きッ飽き、た…ぁっ!!」
何度も何度も欲のままに腰を打ちつける中、
こっちにも相手にも余裕はない。
ぼんやりする頭で、
俺がこの人のやらしいアクメ顔をちゃんと拝める日は、まだまだ遠いんだなぁとか、
そんなことを考えていた。
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寝不足。疲労。腰痛。
彼らの明日に襲いかかる悲劇。
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