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四十二
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「いや〜楽しみですねぇ!ちーくんはお顔が整っていらっしゃるので何を着ても似合いそうです。とりあえず、ユニセックスなものから着てもらって…スカートはやはり最後の方に…」
何やら嫌な予感がするが、麻雄先輩は楽しそうだ。
「僕はスカートは履きませんよ?」
それだけは否定しておかないとイケナイ気がした。
「え?履かないんですか?私は履いて行きますけど…」
その一言で目が点になった。
「スカートを履いて…え?麻雄先輩が?スカートを?」
「いや、そこまで動揺されるとは…まあ、そうですよね…。私なんかが…」
「え?絶対可愛いヤツじゃないですかッ!…あ。」
つい堪えきれない心の声が漏れてしまった。
「かわっ!?え?!」
麻雄先輩も普通に動揺している。
その後なんだか2人とも気恥ずかしくなって、しばらく無言になった。
沈黙を破ったのは意外にも麻雄先輩だった。
「私の持ってるお洋服貸しますのでスカートを履き…」
「履きません!!」
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