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五
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思いもよらない返答に驚きつつ、じゃあ此方から質問してもいいのか?と思考を巡らせた。
「え⁉︎…えーと。じゃあ…血液型は何型なんですか?」
一瞬で思いついた質問は、そんな事だった。
「O型です」
「O型っぽい!すっごいOっぽいです!」
「そうですか。確かに、そのまんまだと思いますが。」
といった感じで、あまり自分のことはきかないと話さないタイプだ。
かと言ってミステリアスなオーラを放つ麻雄先輩について色々質問するのには、躊躇いがあった。
ある日、麻雄先輩と営業に出ていた時のことだ。
たまたま目の前をフリフリのロリータ服を着た可愛らしい女の子が横切った。
その女の子はこちらに気付くと、なんと麻雄先輩に手を振ったのだ。
麻雄先輩も立ち止まり、軽く会釈をして通り過ぎていった。
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