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十七
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良い値のお店ということもあってか、次々と豪勢な食事が運ばれてくる。
僕がこのクラスの居酒屋に来るのが初めてということもあり、運ばれてくる料理にただただ圧倒された。
刺身、唐揚げ、鍋料理、鍋の〆にはご飯まで来た。
それを食べ終わったかと思うと今度はデザートにアイスが来た。
正直甘いものは苦手なので、手をつけるのを迷っていた。
しかも、その前の料理で満腹だった。
それを見兼ねてか、麻雄先輩が話しかけてきた。
「入須くん、アイス食べないんですか?」
「嗚呼…。僕、甘いものは苦手なんです。それにお腹もいっぱいですし。」
「それでは、私が頂いてもいいですか?」
「どうぞどうぞ!」
そう言った瞬間嬉しそうな麻雄先輩。
「こんなに美味しいのに、食べないとは勿体無いですね。」
「麻雄先輩甘いもの好きなんですか?」
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