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絶叫。
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我に返った僕の目の前には、いつもの魚の煮つけと刺身等が沢山置いてあった。
彼は嬉しそうに美味しそうですねぇ、と微笑んでいる。
僕は、最低だ。僕のファンで、しかも高校生の若者を性的な目で見るなんて、人間の底辺だ。くずだ。お巡りさん、僕はここです。
「た、食べようか、」
「はい!頂きます。」
美味しそうに魚を口に放り込む彼は、幸せそうだ。可愛いなぁ。
箸の使い方も、食事の仕方もとても綺麗だ。可愛いなぁ。
食べながら、僕の書いた本の好きな所を褒めてくれている。可愛いなぁ。
……僕は病気だ。しかも重度の。
彼を見ていると普段は使わない頬の筋肉が緩みっ放しになる。
明日は、口が開かなくなるくらい頰が筋肉痛になりそうだ。
「あの……、」
彼が恥ずかしそうに下を向いている。
「どしたんだい、厠なら、ここの突き当りを右だよ。」
「いえ、トイレでは無くて、その、
良かったら、連絡先とか、交換してもらえませんか?」
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
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