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愛してるの一言で6
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毎日みる…菅の夢
菅は俺を許さない…そして俺も自分を許さない
1日を重ねる事にやつれていく俺
やはり親も先生、友達、部活の皆も
心配した…
俺は少し入院することになった
そして俺は白い天井を見てふと思った
「俺も死んだら…菅に会えるか?」
…
「ハハ…無理だよな…菅は天国にいる
そして俺が死んだら地獄だよな…」
ガラガラ
「失礼します…」
「し、失礼します!!」
「失礼しまーす」
「失礼します」
「…失礼します…澤村…大丈夫?」
そこには1年と清水がいた
「おう!ありがとうな!」
「さ、澤村さん!皆待ってるんで!!
は、早く帰ってきてくださいね!」
「うるせぇー!日向ボゲェー!!」
「ププッ…王様の方がうるさいけどw」
「だよねー!ツッキー」
「ハァー…ごめんね…今日はもう帰るから」
「ああ!早めに行くからな」
少しの時間だったけど…楽しかった
影山と月島は相変わらず仲が悪いが
周りから見たら仲良さそうに見える
「…寝るか」
俺は眠った
ーーー
ー
「大地…」
聞こえる…菅の声が
「す、菅!?」
「あっ!やっと聞こえたべー!」ニカ
菅は笑顔で言った…なんでだ?
「…ごめんな…菅…本当に」
「…なんでそんなに謝るべ?」
「だって…俺が菅を殺した…だから
菅は大泣きして俺に叫んでたんだろ?」
「はぁ?大地は俺を殺してないべ!!あれは事故
それに泣いたのは…大地がずっと俺に縛られ
てたから…嫌だった…大地の大好きなバレーでさえ…まともに出来てない…そんな大地は嫌いだべ!!」
「ごめん」
「まず!その旭化を直す!
そして大会に影響でないようにするべ!!」
「…おう…頑張る…」
「ハァー…大地」
「ん?」
Chu
「///す、菅!?」
「そんな悲しそうな顔しないで大地…
大地が俺のお葬式来てくれた時…嬉しかった
アサガオ綺麗だったし…ね?」
「ゔ…うゔ…ご、ごめん…菅…」
「な、泣くなよ!ゔ…大地…な?」
「ずっと好きだった…忘れたくなかった」
「俺も好きだよ?大地…俺のお願い聞いて」
「ん?」
「ーーーーな!…約束だべ!」
「おう!グスン…約束な!」
「…見守ってるべ」
そして俺は目を覚ました
「夢…か…」
でも…菅と話した会話は覚えてる
「菅…頑張るな…お前の約束も守る」
俺はふと机を見た
花びんにはひまわりがあった
それを見てると暖かくなった
その花びんの下には
『大丈夫』
の一言だった
それは誰が書いたのか分からなかった
でもその大丈夫が俺を勇気ずけた
「ありがとな…」
END
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