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声2
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ガチャ
手術室が空いた
看「フフッ、大丈夫ですよ?もう起きると
思います……部屋に案内します」
菅「!」ペコッ
一応いちれいはした
ガラガラ
看「ここですよ…では」
菅「…」
夜「!菅くん」
俺は夜久くんに近寄って抱きついた
夜「!?……」ポンポン
菅「ヒック……」
夜「ごめんね、心配かけて……菅くん
迷惑かけてまったし」
俺は迷惑なんてかかってない!と
言おうとしたけど声が出なかった
夜「?菅くん」
菅「」パクパク
俺はどんなに声を出そうとしても
出なかった
夜「も、もしかして声でないの!?」
菅「!……」
そんなのダメだ
声が出ないなんて!
看「体は大丈夫ですかー?あれ?どうしたの?」
夜「こ、声が出ないんです!」
看「え!ちょっとごめんね」
俺は看護師さんに喉を見られた
看「もしかして、ショックが大きすぎて
声が出ないのかも……」
夜「え」
菅「!」
看「ちょっと来てね」
俺は看護師さんにつれられて
先生の前に来た
先「うん、ショックが大きすぎてだね……
もしかしたら、声が戻らないかも」
菅「!」
嫌だ…声が出ないなんて!
先「でも、出る可能性はあるからね!」
先生は俺が焦ったのがわかったのか
言ってくれた
看「もう戻って大丈夫ですよ、」
菅「」ペコッ
おれはお礼をして出ていった
看「先生……」
先「声はでると思うけど……
今までの声は出ないと思う」
看「言わなくて良かったんですか?」
先「あんな悲しそうな顔して…
言えると思うか?」
看「…無理ですかね……」
と会話していたことは聞いてなかった
ガラガラ
夜「菅くん!どうだった?」
菅「」パクパク
夜「?……あっ!はい!手帳」
菅「!」パクパク
夜「あ、りがとう?」
菅「」コクコク
夜「フフッ…その手帳あげるね」
菅「!」カキカキ
[本当にいいの?]
夜「いいよ!」
菅[ありがとう!大事にする]
夜「うん!もう帰るの?」
菅[ごめんね?明日くるから!]
夜「うん!」
俺達はわかれた
すごく嬉しかった!この手帳を貰ったこと
早く声を出したい
夜久くんが好きな俺の声を
ーーーーー
ーーー
ー
菅「どうしたの??夜久くん!こんな所に
呼び出して?」
夜「あ、あのね!菅くん!おれ、俺ね」
菅「ゆっくりでいいべ?」
夜「……好きなんだ…菅くんのこと」
菅「!…俺のどこが?」
夜「あのね、俺は菅くんの声が大好きなんだ!
透き通ってて綺麗だから!他にもあるよ?
いつもは皆のお母さんみたいだけど、皆の
信頼も受けてて頼りがいがあるって!」
声が好きだなんて…初めて言われた
正直俺は
菅「俺も好きだべ!」
好きだったんだ、ずっと前から
夜「!あ、ありがとう!」
菅「付き合って下さい!」
夜「こちらこそお願いします///」
ギュッ
夜「!?す、菅くん」
菅「あー!これでお別れかぁぁぁあ!!!
絶対にまた来てね?俺も行くから!」
夜「うん!またね!」
ーーーーー
絶対に声を出したい
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