アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
三年後 4
-
ズズー
赤「まだ怒ってますか?」
葉「べっつにー」
赤「いや!怒ってますよね」
葉「うぐっ…」
俺はバカにされた事をすごく怒っていたけど…
赤「すいません( ´・ω・`)」
葉「……( ;;゚口゚)・∵. グハッ!!」
赤「!?」
……そんな顔されたら許すしかないし
あーもう、本当にヤバイな
赤「だ、大丈夫ですか!?」
葉「う、ん、、ごめん」
赤「いえ?」
葉「……」
本当にカッコイイ顔してるなー、嫌…可愛いかも
絶対に女の子にモテルし
なんで俺なんだろ…そんなにイケメン!って
訳じゃないし…性格は普通だし
……第一男だし
って、自分で言ってて悲しくなるわ
俺はそんな事を思いながらずっと赤葦の顔を見ていた
赤「あの」
葉「ん?」
赤「俺の顔見すぎですよ…」
葉「え?あ、ごめん!」
バレたよ…
赤「俺の顔に何かついてますか?」
葉「いや、可愛いなーと思って」ニコ
赤「」
……あ、れ?
地雷踏んだ?いやいや、踏んでないよ
赤「木葉さん」
葉「はい」
赤「もう一度言ってください」
葉「?」
赤「さっきの言葉を」
葉「あー…可愛いなーと思って?」
赤「そこですよ!!」
葉「え?」
赤「俺が可愛い?そんな訳ないじゃないですか!
可愛いのは木葉さんですよ!」
俺はあまりにも大きい声を出す赤葦に
ビックリした
周りのお客さんもビックリしてるし
葉「あ、の…赤葦さん?」
赤「はぁー、自覚は無いかもしれませんけど……
木葉さんはすごく可愛いんですよ」
葉「あ、のー」
赤「バレー部の人も何人かは木葉さんを絶対に
狙ってますよ」
葉「はぁ!?」
赤「一つ一つの動作が可愛い」
葉「落ち着け!」
赤「食われたいんですか?」
葉「ちょっ!」
赤「今日のデートもなんですか?その服」
服って、別に普通だしな
赤「それって、萌え袖ってやつですよね?
誘ってるんですか?」
葉「いやいや、これは……その」
これ…母さんが間違えて大きめの買ったんだよな
でもこの服の柄好きだからであり……
別に誘ってるわけじゃ…
赤「ちゃんと自覚してくださいね」
葉「はい」
葉「って!ちょっと待て…なんで最終的に
俺が怒られてんの!?」
赤「…俺のことをかわいいって言ったからですかね?」
葉「……すいませんでした」
赤「いや、許しません」
葉「!?」
赤「…帰りは手をつないで帰りましょう」
葉「…え」
赤「いいですか?」
葉「あ、はい///」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
138 / 139