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杉山陽一(すぎやまよういち)
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幼稚園の時、僕は普通に友達がいたと母から聞いた。
そしてバスのお迎えが来るのを楽しみに待っていたらしい。
だけど、どこで道を踏み外したのか
小学生になってあまり人と話せなくなってしまった。
自分の意見をうまくいえず、友達とのコミュニケーションもぎこちなかった。
そのせいか友達は減っていき、
高学年になって同じクラスの結構やんちゃな事してる、青山くんから目をつけられ、いじめが始まった。
ドサっ
「痛っ、」
「よーいちくーん、今日の雑巾掛け一人でやってくんない?」
「俺のも俺のもー!俺、つかれちゃったんだよねー」
「そうそう、このあと昼休みドッチボールしにいくから休憩しなきゃ」
ぎゃはははは、と僕を青山くんとその他2人で囲んでは大きく笑い出す。
教室を1人でとか…
「ねぇ、よーいちくん返事は?」
「…そ、そいうのは、自分でや、やったほうが…「うるさいな。やれっていったら、やれってーの。」…ッ!!」
軽く蹴られたつもりでも地味に痛かった。
やっぱりやらないといけないのかな…
諦めて承知しようとしたとき…
「おい、なにやってんだよ」
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