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朝
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「おはよ、ゆーちゃん」
「おはよー…ございます」
起きて、隣にはるがいなかったから、リビングとダイニングが合わさった部屋に行けば、綺麗な昼食が並んでいた。
「これ…はるが?」
「あーうん。でも、これからはゆーちゃんが作ってよ」
2人でテーブルを囲む。
「やっぱ、好きな人に作って欲しい」
「っ…ばか」
「顔まっかっか」
「んぅ」
「拗ねないでよー」
楽しい朝。
テーブルを囲むことも少なかったからな…
「今日学校は?」
「あ、最初につめつめでやってたんで、もう休みです」
かなり努力した。
おかげで、学期末に急がず、のんびりできる。
友達も羨ましがってたなぁ。
「なら、携帯買いに行こか」
「あ、でも、おかね…」
「俺社会人だし、家も家だから。おごり?ってゆーか…プレゼントな」
はるの家は、ちょっとした?金持ちで、高校も、僕みたいに学業推薦で無理矢理じゃなくて、家の名前で入っていた。
まあ、高校が結構な私立だったからなぁ
「プレゼント…」
「そ。でも、せっかくだから、お揃いにしようか」
「ほんと!」
「うん、もちろん」
今いる、はるの家も、結構でかい。
「たのしみだなぁ…」
「はは、そりゃ良かったよ。出かけんの久しぶりだな」
「うん」
笑顔で、答えた。
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