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実家
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「いやいやいやいやいやいやいや!そんな、えっ?」
「何がいやいやだよ…これくらいもらっとけ」
「いや!別にいいってば!」
まさかの、はるの実家です。
そして、家電が一通り準備されていて、欲しいものを買える状態。
携帯のほかには?と聞かれて、そのうち、パソコン欲しいなぁ、とかぼやいたら、買うことになった今です。
「これなんかは?」
「あ、良いなそれ…じゃなくて!悪いからいいってばぁ!」
「あ、おい、これ。俺用に」
「かしこまりました」
何気にはるも買ってるし!
「遥?来てるの?」
「あー、かあ様」
お母さん?めちゃくちゃ綺麗な人!
「この子は?」
「噂の彼女です」
「え、いや、あの」
かあ様に見つめられる。
「ああ!可愛い子ねぇ、名前は?」
「祐樹、板倉祐樹です」
「祐樹くんね。遥を頼みますよ」
笑顔で言われる。
驚いていると、はるに耳打ちされる。
「かあ様、俺がホモって知ってるから」
「へ?」
言われて、かあ様を見つめ直す。
「ん?」
にこにこ。
「あの…俺なんかが、良いんですか?」
恐る恐る聞く。
「馬鹿ねぇ…もちろんよ。偏見とかしないわ。愛があれば良いのよ」
あ、なんかわかった。
はる、かあ様に似てる。
いろいろと。
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