アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好き
-
「ぁあ!、あ、あ、ん、ぁ」
「ゆーちゃんっ…締め過ぎだって」
余裕のなさそうな声なのに、腰の動きは早くなるばかりだ。
「やっ、あ、ぁあん、ぅ、」
気持ちいい。ずっと、気持ちいい。
背中に回した手で、背中に爪を立ててしまえば、大丈夫だ、と耳元で囁かれる。その度に背中をそらし、もっと、と思う。
「ひぅ、ぁ、もっ、いっちゃ…!」
「いいよ、っ…ぅ」
「ぁあ、あ、あっ、ぁあ…!!」
「っく……」
イったら、中の締め付けではるもイった。
「ゆーちゃん…ゆーちゃん、すき」
「はあ…ぁ……ぼ、くも」
部屋に熱が篭る。その熱の中に、はるの匂いもある。それに、酔いそうになる。
「みずもってこよっか?」
「うん…」
久しぶりで、声も掠れて、腰も痛む。
「はい」
「ありがと」
一気に飲み干して、ベッドの横の小さなテーブルに置く。
「どう?」
「どうって?」
「俺とヤるのは気持ちい?」
「恥ずかしいこと聞かないで…」
顔が熱い。わかるくらい、熱い。
「ふふ、わかってる。明日は俺仕事だから家空けるけど…大丈夫?」
「仕事なのにヤったの?」
「うん。好きだから」
「っ」
なんでこうも嬉しい言葉をスル、と言ってくれるのだろう。
「ぼくも………か、ら」
「聞こえないって」
からかうような、でも優しく、近づいて僕に寄りかかる。
「…僕も、好き、だから」
「知ってる。俺もだよ。好き、大好き」
「うん」
「あー、そーいえばね、イった時の顔久しぶりに見たんだけど…」
「あー?うるさい!ばかっ!」
「可愛かった」
耳元で言われて、返せなくなる。
夜は、はるの胸の中で、疲れてすぐに眠りに落ちた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
79 / 205