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朝
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「ん………」
朝、か…
「んー……っ!」
寝返りをうったら、隣にはるが寝ていた。
「めずらし…」
いつも僕より早く起きて、ご飯とか作ってるのに…
それにしても、可愛いなあ。
こんな隙がありありのはるって可愛い。
「はる…」
はるにくっつく。
寝息とか、心臓の音が近くに聞こえて、緊張と同時に安心した。
「ぁ…ゆーちゃ、?」
ぼんやりとした声が聞こえた。
「ふあっ!えっ!ちかっ」
「悪い?」
「いや、むしろ嬉しい」
「ばか」
起きたと思ったら顔を真っ赤にしてきた。
そんなに近いかなぁ…
「うわ、もうこんな時間か」
はるが部屋の時計を見たので、僕もみたら、時計の針が2つとも真上を向いていた。
そんなことを知ったら、お腹が空く。
「お腹すいた」
「俺も」
とか、言いながらも、この状況が好きで動けない。
「んふふ、はる汗臭い」
「あれ?風呂入ったんだけど…」
「寝てて汗かいたんだよ」
「あ、そっかあ。ゆーちゃんは、なんか良い匂い」
「何それ?」
「うーん……シャンプーの匂いかな?」
「じゃあ、はるは汗っかきなんだね」
「なっ、ばかっ!抱かれてる時はお前の汗のほうがやばいからな!」
慌てて反抗してくる姿がなんか可愛い。
「でも臭い?」
「…イカくさい」
「あー…しょうがない」
まあ、これは無理だな。うん。出さないのは無理。
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