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はると再会
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「はる、ごめんね。仕事平気?」
「親に頭下げて来たから、戻ったらすぐに仕事」
「えっ、ごめん。ほんと」
絶対に頭下げないはるが…。
「まあ、早く乗って?」
「うん」
乗り込んだら質問攻めだった。
何かされたか、怪我はないか、何でその格好なのか、いろいろと。
すごく心配かけたのがわかって、なんか申し訳なくなった。
「ごめん」
「もう良いよ。帰ってゆっくりしな。緊張してたんじゃない?肩ががっしりしちゃってる」
可笑しい、と苦笑いで伝えられて、顔が熱くなる。
確かに、力入ってたみたい。肩こりがひどい。
「うん。帰ってゆっくりする」
「うん」
やっぱり、はる、好き。
きっと、玲とは親しい意味で好きなのだろう。
「僕の、勘違いだ…」
「なんて言った?」
「ううん。帰って何しようかな、って思って」
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