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ごはん…
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「あれ?早いね」
「うん。早く終わらせてきた」
家に帰ったら既にはるがいた。台所に入り、袋からものを取り出していく。
「今日は野菜たっぷりですよー」
「ねえ、ゆーちゃん」
「何?…っ近いってば」
変に声が近いから振り返れば真後ろに立ってて、薄暗かったのはそのせいなのか。左側にはるの腕が見える。これ、壁どん、かな。
「今日なんで早く終わらせてきたかわかる?」
「みみもとで、いわないでっ」
「わかる?」
こういう時のはるは少し強引だ。
「…わからない」
「昨日寸止めしたけど…やろーよ」
「ばかっ、ごはんたべてから……っん!」
首をはるの舌になぞられる。
「今だけ、ね?後でなんかつまもうよ。なんか、今のゆーちゃんえろくって」
「え、どこが」
「んー…学生らしい格好でさ、体のラインわかりやすくて」
次は後ろから抱きしめられる。
「すき」
「僕も、好きだ、よ?でも汗とか、いろいろ」
「大丈夫。荷物しまってやろ」
「…うん」
こうなるとはるは絶対意見を曲げない。それでいつも押し負けてしまうのだ。
でも確かに、昨日寸止めだったから、すこしやりたい、気もしていた。
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